Pogoplug が Dropbox みたいになりようが無い話

プライベートなストレージをクラウド経由で利用する Pogoplug と 指定フォルダをクラウドストレージと同期する Dropbox
Pogoplug を Dropbox のように利用しようというのは、ちょっと無理がある

Pogoplug は、ディレクトリ情報の参照とファイル単位のアップロード・ダウンロードが基本設計で、プライベートなストレージを豊富に接続できるのが目玉

一方、Dropbox は、トラフィックを押さえる技術が多く用いられている、更新データの差分やファイルハッシュを多用している雰囲気がありありとしている

Dropbox へ、そこそこサイズのある "公"のpdfファイルなんかを置いてみると、即座にアップロードが完了する(ダウンロードの場合は、もちろん無理だけど)。おそらくハッシュのみを送信して、クラウド上に同一ファイルが存在すれば、それへのリンクを生成するだけなのだろう。
大きなファイルの一部分を編集した場合も、その差分のみをやりとりする仕組みのようで、その副産物として、Dropbox Web から過去の編集履歴から、ファイルを復旧する機能が用意されているようす


なので、Pogoplugは、ファイルをアップ・ダウンしようとすると、全てのデータを動かす必要があり、経由するサーバのトラフィックも大きくなってしまう構造

私の場合、頻繁にデータ更新のある物は Dropbox 、長期保存するのが Pogoplug という棲み分けを行っている
でも、写真や動画を頻繁に扱う人は、この中間が欲しいハズ・・・

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